大阪府茨木市大手町の歯科医院|吉原歯科医院
小児歯科は、子供のむし歯の治療をしているだけでなく、むし歯の予防をはじめとして、成長時に自立化を重視しながら、歯並びやかみ合わせが心身ともに健康な発育と発達を遂げられるように見守る事を仕事としています。
その為、初診の日は診療室に慣れていただくために、時には咀嚼発音などの訓練に入っている子供たちと一緒にパズルをしたり絵本を読んだりして遊んでいただきます。
更に、歯みがきをしたりむし歯検査などをして、一人で診療台に上がれるようになったら(平均して3歳頃)、次回からは一人で診察室に入室していただきます。さて、一人で入室できるようになったら、各種検査が必要になることがあります。
各種検査、または精密検査は・・・
口腔内精密検査や口腔内写真撮影、パノラマレントゲン撮影及び咬合印象などを精密検査または発育検査と称し、基本的に3歳・5歳・7歳・9歳、そして12歳の発育段階で採得されます。この際、レントゲン以外は歯科治療台に上がるのが最も効率よく、しかも正確です。また、やがて治療や手術をする必要性が生じる場合には、安心してお任せ下さい。必要性や費用についてはその都度説明いたします。
なお、検査や治療の前に必ず100%歯垢を取り除き、歯肉を強化するためにフッ素ペーストで歯をみがきます。使い慣れた歯ブラシがあれば、来院時持参さえれることをお勧めします。
吉原歯科医院長 吉原正彦
 
 

患者の希望を先にキャッチして実行

(小児歯科臨床2001年No.4 P.8〜P.10に掲載分)

 学生時代に演劇部が公衆衛生活動で学校などを公演して回るのに部員でもないのに付いて回り、子供たちがひどい歯ブラシを使っているのに衝撃をうけたのが歯ブラシに取りつかれた始まり。「歯や歯肉に危害がなく自由に磨いて効果の上がるもの」をテーマに臨床のかたわら、研究開発に携わってきた。自分の歯を抜いたり再植したり、人工的に虫歯を作ったり、とその研究は実に徹底している。

 今でも学校などの推薦する歯ブラシで「これを使ったら痛いだろうな。これで正しく磨けと言ってもね」というものを目にするそうだ。歯ブラシの目的も歯垢除去だけでなく、マッサージ、歯列形成、精神的発達(脳への刺激)まで目を向けている。
 午前中は研究時間にあてて診療は午後のみ。患者は二世、三世も多く、親の年代を診るようになって子どもだけでは得られなかった情報が一目瞭然に。生涯を考えながら赤ちゃんからのステップをどう踏んでいくかを問いかける毎日である。
 小さな子どもの場合、診療台にあがるまでのアプローチは長い。「治療はけん玉やコマ回しが出来るようになってから、それまでは予防処置だけ」とこともなげ。能力開発器具を使って遊んだり、宿題を始めたりと2、3時間帰らない子も珍しくないが、付き添ってくるお母さんも慣れたものだという。当然、室内は賑やかだが、診療台にのぼるとボディソニックで周囲の音は気にならない。
 今年になって、長年収集した世界中の歯ブラシを広く一般に公開しようと、医院の近くに歯ブラシ専門館を開設した。遠くから見学や相談に訪れる人と接して「歯科医より一般の人の方が口腔に関心が高く本物を見分ける力がある」と実感したそうだ。
 通院の間に無意識のうちに人間としての自立心を高め、自律できる人格を育てるのが最終目標で、人間歯科学が吉原先生のもう一つの研究テーマだが、そんなことより何より、子供たちも先生も、とても楽しそうだった。
 
 
 
 
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